zuwaigani3のブログ

個人の感想文です。ひとり読書会。

竜とそばかすの姫(2回目)

1回目は竜の正体探しに気取られていたので、正体がわかったうえで落ち着いて再度、Uの世界へ。 1回目 https://zuwaigani3.hatenablog.com/entry/2021/07/18/113443 莫大なBelleの収益をチャリティへ。出会う前からすでに鈴は竜を助けているのだ。この後も福…

竜とそばかすの姫

えっそこでおしまい? 竜そばを見た最初の感想はこれ。エンディングロールでふたりのその後についてヒントになるカットくらい出るだろうと凝視してたが何もなく。肩透かしのまま終幕。 竜は誰か。その謎解き要素があるせいで、あれこれ自論で予想を始めてし…

東京タラレバ娘 シーズン2

1巻読んだときは、なんか面白く無さそうだな〜主人公に共感できないな〜私は読者対象外かな〜これが世代ギャップか〜なんて思っていたのだけど、とりあえずぐだぐだ始まって巻を重ねるごとに面白くなっていくのはほんと東村先生の真骨頂である。 3巻くらいま…

教えて!佐藤ママ 18歳までに親がやるべきこと

近著はだんだんとうまくいかなかったときの話も出てきている気がする。それがリアルで助けになる。 金言メモ) 座る練習をする。プリントでなくとも折り紙も良い。書き直しをさせるのはゆっくり丁寧に1回で。子どもはやり直しというものが死ぬほど嫌い。やり…

きのう何食べた?17

肉巻き好きだ、わかる。 料理めんどくさいなと思うときに読むと、やる気出るよい漫画。ただ最近は終活じみてきて、キャッキャ精神では読めなってきた。どちらかがどちらかを看取るまで描ききるのかなあ

大奥18

和宮編。和宮さん好きだわ。 家茂の亡きあと、あっと言う間に倒幕。幕末興味ないので飛ばし読みしてしまった。いよいよ19巻で最終章らしい。良いマンガだった。 最後はまた八代様に戻るのだろうか。

英語は3語で伝わります(2018/9/16)

動詞リストは参考になった。関谷英里子さんの本が気に入ってて、今でもバイブルなのだが、それに似ているな、と思った。推し本 カリスマ同時通訳者が教えるビジネスパ-ソンの英単語帳 たった60語でうまくいく2009年刊なのにびっくりした。調べたら、関谷氏…

上野千鶴子氏の入学式祝辞とおおたとしまさ氏「東大女子」(2019/7/13)

ちょうど、おおたとしまさ氏の本書を読んだあとに、上野氏のニュース。 なのでスッと心に入った。上野氏の発言にピンとこない人は、本書を読んでみるとよい。これも言いたいことありすぎて禄な感想を書けない本。

ケーキの切れない非行少年たち(2020/1/15)

良本。思考をまとめたいけれど、あまりに衝撃的だったので本文メモにて。 性加害者は、性に対して歪んだ思考(「実は女性は襲われたいと思っている」等)をもっていたり 「子どもの心に扉があるとすれば、その取手は内側にしかついていない」 コグトレ 点つな…

せんせいのお人形

第一部完結。良かった、ほんとうに良かった。 タイトルみていかがわしいマンガに見えてしまったが、思ってたのと違った。強くすすめられなければ読んでなかったと思う。タイトル変えたらもっと読まれていそうなお話。書籍はわりと改題あるが、コミックスでは…

素敵な彼氏13

年末まで長かったけど、ついにあの元カノ編が解決。話通じない女子いるいる、だいたい美人で、私お父さんと仲良いの、うちのお父さんお母さん兄弟姉妹は自慢の家族、みたいなパーフェクトファミリーから輩出される。閑話休題。 そしてアッという間に受験が終…

続刊メモ

電子書籍じゃない分。 新しくでた作品は電子読みに移行したが、このあたりは紙のコミックスで集めてる。初刊が古いのと、刊行がランダムで電子版へ切り替えそこねて今に至る。 進撃もここに入っていたが30巻無料キャンペーンあたりで電子に切り替えた。 大奥…

進撃の巨人31

新刊。発売日に買ったのだが、進撃は数巻前から読み返さないと整理できない。時間ができてからまとめて振り返り読み。またまた面白くなってきた。 ふたりが生きてたのがほんとうに嬉しい。板チョコアイス食べながら、ヤツはもうこの世にいないのになんで複数…

新・片付け術 断捨離 「片付け」で、人生が変わる。

言わずと知れた「断捨離」、iPhoneの入力でも一発でワードがでる、断捨離。これはもうネーミングの勝利で、本としてはあまり面白くなかった。エッセイだと思えば良いのかな。実用書としては、体系立ってないところとか、口語的な文体が頭に入ってこないので…

「捨てる!」技術

モテる!技術のほうを先に読んだのだが、元祖タイトル付けはこちらだったんだ...という気づき、今更ながら。こんまり先生のときめき本のなかで本書が述べられていてずっと気になっていたものの、読まずにそのままだったが、やっと手にした。それだけ今、片付…

シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1 on1ミーティング―

とりあえずタイトルが長い、長すぎ。本文で強調したいところに最初から青いマーカーが引いてあって、テレビのテロップ文化の派生なのか、こういうのは苦手である。忙しいあなたにマーカーつき版、不要な方へのマーカーなし版、などで販売してほしい。そした…

君に届け30

最終巻。 15巻くらいまでが好きで、そのあとはなんとなく読んでいたけど、25巻ころからの、あやねちゃんの初恋編がまたすこぶる良く、再び新刊がでるときのわくわくが盛り返してきた。そして最終巻。 そうだろうなあ、と予想しつつ、あやねちゃんの恋は実ら…

コーヒーが冷めないうちに(2018/4/3)

お話はすごくうまいのだけど、小説としてはこなれていない。なんなんだ、これは、この違和感は、と思っていたら、舞台脚本がもとになっているという。 それは読んだあとに知ったのだけれど、なるほど、地下空間を一歩も出ない設定だとか、少ない登場人物だと…

映画ドラえもん のび太の宝島

楽しみにしていた、春休みのドラえもん映画「のび太の宝島」。しかし予告期間が長く期待し過ぎたのか、去年のカチコチがすこぶる良かったためか、いまいち面白くなかった。ちなみに宝島は前作公開時点でドラえもんの衣装などメインビジュアルが決まっていた…

君の膵臓をたべたい

ずっと気になっていた、ようやく読了。君の膵臓をたべたい。まずその鮮烈なタイトルに引きつけられる、ナオコーラ以来の衝撃である。ネーミングの大勝利である。 大好きな人が膵臓がんにかかって、憎いがん細胞を丸呑みしてしまいたい、とかいう意味で、世界…

蜜蜂と遠雷

良かった。さすが恩田陸。 夜のピクニックも好きだった。青春を、天才を、とてもドラマティックに、そしてリアルに反すうさせてもらった。天才児ネタの物語はどうしても背伸びの要素が出るので白けてしまうが本書はちがう。静岡のコンクールを本当によくお調…

フランス女性は太らない

レコーディングダイエットの指南、そしてヴーヴ・クリコのポジショントーク、といった印象が強いけれど、そうだった、レコーディングという手があった、と思い起こさせてくれたので私にとっては良本である。 早速レコーディングして、というかレコーディング…

イラストでときめく片付けの魔法

こんまり先生の第1作から、ベッドリネンは洋服扱い?と気になっていたのだが、本書によると小物扱いだった。すっきりした。 とにかく小物の定義がけっこう広い。小物の解説だけでさんぶんのいちほどページを割いているのではないか。 自分自身の片付け祭りは…

プラチナエンド 6

あとからあとから都合の良いルールが出てくるので、謎解き要素はイマイチなのだけど、絵が綺麗なので、買い続けている。とにかく絵が美しい。週刊でない分、書き込みが半端ない。週刊でなければここまで極められるのか、と考えると週刊誌の存在がご無体だな…

東大教授の父が教えてくれた頭が良くなる勉強法

この手の勉強法本を見るといつも思うのだが、それって本にして売れるほど特別なことだったのか...という驚き。 地方で予備校もない田舎だと高3の部活引退後から受験勉強をはじめ、行き着いた最高着地点で身を収める。全敗以外で浪人はしない。だから本書のよ…

月影ベイベ 9 完

小玉ユキ先生の長期連載終了。 2017年は、月影ベイベ、タラレバ、君に届け、と個人的に推しの作品が立て続けに終了かかっていて、感慨にふけりつつ、いずれの作者さんも出産、子育てしながら漫画を描いているという共通項を見つける。9巻はフィナーレ巻で、…

君に届け 29

ついに次巻が最終巻。長かった。 最近、レジェンドな少女(女性向け)漫画がポツポツ終わりはじめていて、私まで気持ちが高まり荒ぶっている。 長い長いと言われていて、たしかに14巻あたりの両思い完結編で区切ったら、なかなかまとまりの良い漫画だと思うの…

東京タラレバ娘 9 完

ついにタラレバ娘が最終巻に。 ドラマも見ていたんだけど、なんだあれは、という内容とソフトな終わり方で、きっと本編はえぐってくれるだろうと期待して読み進めていたのだけど、もうめちゃくちゃに、めちゃくそに面白かった。とにかくKEY君がかっこいい。…

しんせかい

表紙をみて、こういうの、あんまり好きじゃないなあと思って、書き出しを読んで、ああやっぱりこういうの好きじゃない、狙っている感じが、と思ったのだけど、【谷】に入ったあたりから、ぐんぐん面白くなってきて、それはなぜなのかというと、このわざとら…

進撃の巨人21