zuwaigani3のブログ

個人の感想文です。ひとり読書会。

英語は3語で伝わります(2018/9/16)

動詞リストは参考になった。関谷英里子さんの本が気に入ってて、今でもバイブルなのだが、それに似ているな、と思った。推し本 カリスマ同時通訳者が教えるビジネスパ-ソンの英単語帳 たった60語でうまくいく2009年刊なのにびっくりした。調べたら、関谷氏…

ケーキの切れない非行少年たち(2020/1/15)

良本。思考をまとめたいけれど、あまりに衝撃的だったので本文メモにて。 性加害者は、性に対して歪んだ思考(「実は女性は襲われたいと思っている」等)をもっていたり 「子どもの心に扉があるとすれば、その取手は内側にしかついていない」 コグトレ 点つな…

新・片付け術 断捨離 「片付け」で、人生が変わる。

言わずと知れた「断捨離」、iPhoneの入力でも一発でワードがでる、断捨離。これはもうネーミングの勝利で、本としてはあまり面白くなかった。エッセイだと思えば良いのかな。実用書としては、体系立ってないところとか、口語的な文体が頭に入ってこないので…

「捨てる!」技術

モテる!技術のほうを先に読んだのだが、元祖タイトル付けはこちらだったんだ...という気づき、今更ながら。こんまり先生のときめき本のなかで本書が述べられていてずっと気になっていたものの、読まずにそのままだったが、やっと手にした。それだけ今、片付…

シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1 on1ミーティング―

とりあえずタイトルが長い、長すぎ。本文で強調したいところに最初から青いマーカーが引いてあって、テレビのテロップ文化の派生なのか、こういうのは苦手である。忙しいあなたにマーカーつき版、不要な方へのマーカーなし版、などで販売してほしい。そした…

コーヒーが冷めないうちに(2018/4/3)

お話はすごくうまいのだけど、小説としてはこなれていない。なんなんだ、これは、この違和感は、と思っていたら、舞台脚本がもとになっているという。 それは読んだあとに知ったのだけれど、なるほど、地下空間を一歩も出ない設定だとか、少ない登場人物だと…

君の膵臓をたべたい

ずっと気になっていた、ようやく読了。君の膵臓をたべたい。まずその鮮烈なタイトルに引きつけられる、ナオコーラ以来の衝撃である。ネーミングの大勝利である。 大好きな人が膵臓がんにかかって、憎いがん細胞を丸呑みしてしまいたい、とかいう意味で、世界…

蜜蜂と遠雷

良かった。さすが恩田陸。 夜のピクニックも好きだった。青春を、天才を、とてもドラマティックに、そしてリアルに反すうさせてもらった。天才児ネタの物語はどうしても背伸びの要素が出るので白けてしまうが本書はちがう。静岡のコンクールを本当によくお調…

フランス女性は太らない

レコーディングダイエットの指南、そしてヴーヴ・クリコのポジショントーク、といった印象が強いけれど、そうだった、レコーディングという手があった、と思い起こさせてくれたので私にとっては良本である。 早速レコーディングして、というかレコーディング…

イラストでときめく片付けの魔法

こんまり先生の第1作から、ベッドリネンは洋服扱い?と気になっていたのだが、本書によると小物扱いだった。すっきりした。 とにかく小物の定義がけっこう広い。小物の解説だけでさんぶんのいちほどページを割いているのではないか。 自分自身の片付け祭りは…

東大教授の父が教えてくれた頭が良くなる勉強法

この手の勉強法本を見るといつも思うのだが、それって本にして売れるほど特別なことだったのか...という驚き。 地方で予備校もない田舎だと高3の部活引退後から受験勉強をはじめ、行き着いた最高着地点で身を収める。全敗以外で浪人はしない。だから本書のよ…

しんせかい

表紙をみて、こういうの、あんまり好きじゃないなあと思って、書き出しを読んで、ああやっぱりこういうの好きじゃない、狙っている感じが、と思ったのだけど、【谷】に入ったあたりから、ぐんぐん面白くなってきて、それはなぜなのかというと、このわざとら…

パークライフ

読み返し。当時、芥川賞受賞をきっかけに読んだのだけど、そういう理由で読んだ本のなかではけっこう気に入っていて、もう一度読んでみた。 芥川賞受賞、それはかれこれ15年前で、その書評のなかに、「スターバックス」が作中に出てくるのは是か否か、という…

働くママの時間なんとか本

読み返し。 それこそ時短のために、チェック表でチェックして弱いところだけ読んだのだけど、やっぱりこの本は良い。こんまり本にも通じるところがあり、書類は全捨て、気に入らないプレゼントはお礼を込めて全捨て。こんまり本よりもずっと前に刊行されてい…

海の見える理髪店

なにかの賞を受賞してタイトルを知ったので読んだ。文章が若い感じがして芥川賞だったかなと思ってたら、直木賞だった。中堅の作家さんにしては言葉遣いが軽くて、あれ?女性なのかなと思ったら男性で、あれあれ?と思っていたら、コピーライター出身の方だ…

大合格

アメトークで宣伝されてて、その回がめちゃくちゃ面白かったので買った。でもテキストで読んだらイマイチだった。あの語り口調は動画だから面白いのであって、そのまま本にしてもつまらない。新書で出るのかと思ったら、単なる新書をパクった装丁、しかも他…

コンビニ人間

面白かった。 まず、出だしが良い。数ページ引き込まれる。途中、ひねりのない会話が続いて肩透かしを食うのだが、その抑揚のない意味のなさそうな会話もちゃんとシークエンスになっていて、あ、やられた!と思う。最初は表現が稚拙なのだが、それすらも接点…

ココ・シャネル力 学校では教えてくれない77の言葉

ココ・シャネルの愛人人生を知らなかった。 だから水商売の人がこのブランドを良く所持しているのだろうか。だからタイトルが「学校では教えてくれない」なのか。 ココ・シャネルの人生を読んでいると、プラダを着た悪魔の編集長が思い出される。伝記要素も…

マイベーシックノート

みひろぎさんの本。半年くらい前に買った。2013年末刊だが、2016年になって読んでも、写真が古臭くみえず色あせないところがベーシックの真髄を表している。 ただ、「毎朝、服に迷わない」の人の本もけっこう良くて、おふたりのポリシーで、特徴的に相反する…

フランス人は10着しか服を持たない

10着ではなかったのが衝撃だったが、原題はLessons from Madame Chic なのである。著者に非はない。マダムシックのレッスンとして読んでいると、自分もパリシックを疑似体験している気がして、楽しくページを進められた。しかしふわふわと心地よい読み物とし…

フランス女性の働き方

あまり参考にならなかった。著者の生活や経歴がゴージャスすぎる。「フランス女性は太らない」という著書が有名のよう。そちらを買えばよかった。

フランス流 お金をかけずに豊かに暮らす方法

語り口調がレトロ。40代、50代以上向けの本だった。エルメスをユニクロみたいね、というところや、高級車をひきあいに出すあたり、一周まわって日本的。