東大教授の父が教えてくれた頭が良くなる勉強法

この手の勉強法本を見るといつも思うのだが、それって本にして売れるほど特別なことだったのか...という驚き。
自分は東大卒ではないし、知っているからって実践できてない、結果出せてない、と反論されるとぐうの根も出ないのだけど、高3の夏休みから受験勉強をはじめて、秋には文IIIでc判定くらい。
地元は地方で学歴至上主義ではない地域だったこともあるけど、適度な努力、というか、短期間の努力というか、自分の地力(じりょく)、地頭(じあたま)のレベルに応じた、身の程をわきまえた努力、というのか、そういうのが良いと思っていた。涼やかでいるようで、しかしそれは若人として最大の欠点でもある。熱量が低い、ひらたくいうと、チャレンジ精神や粘り強さがたいして無い、それはとても寂しいことで、私がいくら本書を批評したところで、酸っぱいぶどうでしかない。閑話休題

本書に戻ると、本文よりも見出しや解説に使われている図表やイラストが面白かった。
また、英語にいちばん時間を割くことや、数学や世界史の面白さ、を述べていた章は楽しく読んだ。自分も私学志望だったのだけど、二次まで数学の授業を取っていて、数学を息抜きにしていた。これは著者の世界史選択のくだりと少し似ていて共感した。
ただ、全編を通して思うのは、環境と遺伝子が別格、ということだ。できなかった子ができるようになった、というサクセスストーリーにはやや外れるので、もともと頭の良い子の頭の良さを開花させる方法、がタイトルとして正しいと思う。