2018-01-01から1年間の記事一覧
とりあえずタイトルが長い、長すぎ。本文で強調したいところに最初から青いマーカーが引いてあって、テレビのテロップ文化の派生なのか、こういうのは苦手である。忙しいあなたにマーカーつき版、不要な方へのマーカーなし版、などで販売してほしい。そした…
最終巻。 15巻くらいまでが好きで、そのあとはなんとなく読んでいたけど、25巻ころからの、あやねちゃんの初恋編がまたすこぶる良く、再び新刊がでるときのわくわくが盛り返してきた。そして最終巻。 そうだろうなあ、と予想しつつ、あやねちゃんの恋は実ら…
お話はすごくうまいのだけど、小説としてはこなれていない。なんなんだ、これは、この違和感は、と思っていたら、舞台脚本がもとになっているという。 それは読んだあとに知ったのだけれど、なるほど、地下空間を一歩も出ない設定だとか、少ない登場人物だと…
楽しみにしていた、春休みのドラえもん映画「のび太の宝島」。しかし予告期間が長く期待し過ぎたのか、去年のカチコチがすこぶる良かったためか、いまいち面白くなかった。ちなみに宝島は前作公開時点でドラえもんの衣装などメインビジュアルが決まっていた…
ずっと気になっていた、ようやく読了。君の膵臓をたべたい。まずその鮮烈なタイトルに引きつけられる、ナオコーラ以来の衝撃である。ネーミングの大勝利である。 大好きな人が膵臓がんにかかって、憎いがん細胞を丸呑みしてしまいたい、とかいう意味で、世界…
良かった。さすが恩田陸。 夜のピクニックも好きだった。青春を、天才を、とてもドラマティックに、そしてリアルに反すうさせてもらった。天才児ネタの物語はどうしても背伸びの要素が出るので白けてしまうが本書はちがう。静岡のコンクールを本当によくお調…